おバカブーム・・・もはや死語になりつつある言葉ですが、時計にだっておバカ(いや変態?)時計はあるわけです。
それがこちら。
シチズン チャレンジゴルフです。
その名の通りゴルフ用の時計ですが、ここで一つお断りを。
「これを着けてゴルフをしては絶対にいけません!」
故障の原因にもなります。
最大の特徴は12時位置にある窓枠でゴルフのスコアが表示出来る所。
青は+で赤は-。
青は+18までありますが、赤は-2までしかありません。
まさにアマチュア仕様。
切り替えは、8時位置にあるリューズをプッシュして行います。
そういえばリューズも逆リューズです。おそらくプレイ中に手の甲にリューズが当たるのを防ぐためなんでしょうね。
このモデル、セカンドモデルまでありますが、こちらのモデルはファーストモデル。
違いはガラス枠が角型か丸型の違いになります。
色もべゼルがゴールドのタイプとシルバーのタイプがあります。
個人的にはファーストモデルの方が形が個性的で、ゴールドべゼルの方が、70年代らしいどぎつい感じが強くて好きです。
今なら企画段階でボツになりそうな時計ですが、この頃は世の中のブームがそのままデザインに反映されているモデルが多く、ボーリング球のようなケースデザインの時計もあったりします。(これもシチズンだったような気が・・・)
もちろん当時は真剣に作っていたのですから、変に安っぽくなく、ケースの質感や文字盤の仕上げにもクオリティの高さを感じます。
そこがイイ!
こういうお店は店主の好みが品ぞろえに反映しやすいものですが、これは完全に自己満足な仕入れです。(笑)
でも分かりあえたら嬉しいなぁ~と思いつつ、早く素敵なオーナーさんに出会える事を願うばかりです。
シチズン チャレンジゴルフ
70年代、自動巻
ブラッキーケース
希少品
¥34.800-SOLD