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少し間が空きましたが、久しぶりのコラムです。
今回はハミルトンのフィールドウオッチ カーキ。
僕のような昭和生まれで90~2000年代に青春を過ごした世代には特に懐かしいモデルです。
今回はそんな「あの頃のカーキ」のお話です。
アメリカを代表する時計メーカー ハミルトン。
三角時計のベンチュラやパルサー、エストリルやパイピングロック。
少し思い出すだけでも数多くの名品を世に送り出していますが、このカーキシリーズもその一つで、長く愛され続けている代表作の一つです。
24時間表記のダイヤルに大きな夜光針、反射を抑えたサテン仕上げのケースはどれも軍用時計を思わせる仕様です。
30年以上続く中でいくつかのバリエーションがございますが、個人的にはカーキと言えば小ぶりな時代の90年代頃が好きです。
少し文字盤を拡大してみました。
現行モデルとの違いは、夜光数字と丸ドット、秒針も付け根から夜光が塗布されています。
どのポイントも年月の経過により風合いが生まれ、ヴィンテージモデルならではの味わい深さもあります。
風防ももちろんアクリルで丸みがあります。
そして、何より6時のカーキロゴが懐かしさを加速させます。
ケースサイズは現行の38ミリよりも一回り以上小ぶりな33ミリで女性の方でも使用して頂ける大きさです。
ちなみに、この時計に付属している保証書の日付は96年。
私が20歳の頃。
お金が入ったら古着やバイクにつぎ込んで、僕はベスパに、友達はSRに乗って用もないのに四条へ出かけた日々を思い出します。
この時代のカーキは私と同じ世代の方には郷愁のアイテムでもあり、小ぶりなサイズ感や風合いの出た文字盤は今の気分に合う方も多いのではないでしょうか。
90~2000年初期のポストヴィンテージモデルへの注目が集まる中、オールドカーキが持つ不変のスタイルと手に入れやすいコストパフォーマンスの高さは初めての方でも扱いやすくオススメです。
あの頃のカーキ、是非ご検討下さいませ。
それではまた次回。
Mでした。
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