いつもありがとうございます。

 

今回は私が個人的に好きなイブサンローランの角型時計のお話です。

 

シチズンが日本市場限定でイブサンローランとライセンス契約をしたのは1975年。

 

長く続く関係の中でそのほとんどがクオーツムーブメントを搭載しており、機械式時計は初期に限ると思われます。

 

当時の薄型時計やドレスウオッチへの需要に合わせて製作されたもので、イブサンローランの指示のもとに実用性とは真逆の独創的なアイデアに溢れています。

 

ベゼルにレザーを張り付けるのは今見ても斬新ですし、六角形のリューズもとったも巻き上げにくいですが、この時計にはこのリューズじゃないと的な説得感に溢れます。

 

控えめなイブサンローランのロゴも好印象です。

 

 

 

角型系には他にも長方形のオーソドックスなレクタングルケースもございます。

 

ケースの形状はもちろんベゼルに張り付けたレザーも異なり、オクタゴンケースはクロコ柄に対してレクタングルケースはスムースカーフが使用されています。

 

熱心にさがしておりますので、年に何回かは幸運にも見かけるのですが、ほとんどの個体がレザーが劣化して縮んでいたり剝がれていたりするので、良品はあまり見かけません・・・

 

 

 

 

 

少し癖の強いデザインですが不思議と洗練されており、腕に着けるとドレスウオッチならではの上質な高級感も感じられます。

 

カジュアルなスタイルに合わせても様になりますし、清潔感のあるドレスシャツと合わせても良いアクセントとして活躍してくれます。

 

え!イブサンローランこんなん作ってたん?っていう意外性も個人的にはオススメなポイントです。

 

ムーブメントがシチズン製というところもメンテナンスにおいて安心なポイントです。

 

それではまた次回。

 

Mでした。

 

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