いつもありがとうございます。

 

第30回目のコラムです。

 

本日はミュージアムウオッチです。

 

以前も取り上げた事はあるのですが、なにぶん好きなもので・・・

 

 

 

モバードミュージアムウオッチはモバードを代表する時計で、1947年バウハウスの影響を受けた芸術家ネイサン・ジョージ・ホーウィット氏によりデザインされました。

 

また、ニューヨーク近代美術館の常設展示品にも認定されています。

 

文字盤の丸いドットは正午の太陽を表現しています。

 

時代の流行に合わせて度重なるモデルチェンジを繰り返し、現在も発売されておりますが、個人的には初期のアクリル風防が付いたモデルが好きで集めています。

 

丸みのある風防は全体に柔らかい印象を与え、この時計に良くあっているように思うのです。

 

このモデルにはレディースサイズとボーイズサイズがあります。(もしかしたらメンズサイズもあるのかもしれませんが・・・まだ見かけた事はありません。)

 

集め始めて年月が経過した今はどちらも少なくなってきてはいるのですが、体感的にはボーイズサイズの方が見かける機会はより少ないように思います。

 

が、上記の画像のように色違いで揃ってしまう事もあり、自分の言葉の説得力に自信が無くなりそうですが、ほんとに少ないんですよ(汗)

 

 

 

 

 

文字盤は全てミラー仕上げ。

 

独特な艶感があります。

 

もともとケースが非防水という事もあり、比較的ポツポツとした経年変化やブラウンに変色している個体も見かけますが、アートウオッチというジャンルのなせる業かこれはこれで作品のように見えて気になりません。

 

針の太さも視認できる必要最低限のサイズで、目盛りもプリントされていません。

 

「時間を見る」よいうよりは「作品を纏う」という感じでしょうか。

 

あまり時計屋さんが言ってよいのか分かりませんが、正確な時刻はスマホに任せれば良いですし、この潔さも好きなポイントではあります。

 

※こちらは艶感を伝える為にベゼルを外して撮影しています。

 

 

 

 

ひと昔前のラージケース全盛の時代ではナシなサイズ感かもしれませんが、ドレスウオッチの再評価が高まる昨今ではスタイルに合わせてサイズも選ぶ方が増えています。

 

薄く小ぶりなサイズはシャツの袖口とのバランスも良く、むしろこのサイズ感が気分の方も多いかと思います。

 

 

 

女性が着けてもバランスが取りやすく、今の季節でも腕周りのアクセントとして効果的です。

 

高いデザイン性からアンティーク時計好きな方には馴染みが深いメーカーで、ある意味通好みな時計ではありますが、それはそれで同じ物を持ちたくない方には心をつかまれるポイントとも言えます。

 

是非見比べてみて下さい。

 

それではまた次回

 

Mでした。

 

商品詳細はこちらから

 

MOVADO ミュージアムウオッチ SSケース

 

MOVADO ミュージアムウオッチ 金メッキケース

 

MOVADO ミュージアムウオッチレディース ブラウンチェンジ(こちらの風防はガラスです。)