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久しぶりのコラムです。
今年もあっという間に年末を迎えてしまい、年々時間の経過の速さに焦る日々です。
さて、年末は自分へのご褒美や贈り物の季節。
どちらかと言うと男性の割合が多いアンティーク時計ですが、近年、ヴィンテージアイテムへの関心の高まりから、女性のお客様のご来店が例年以上に多かったように思います。
そこで、今回はおすすめのレディース時計をご紹介したいと思います。
OMEGA
レディースモデルの定番と言えば真っ先に浮かぶのがオメガです。
古くから日本でも人気の高いブランドで、幅広いバリエーションと実用性の高さが魅力です。
こちらはブレゲ数字が印象的な全数字文字盤。
ブレゲ数字とはスイスの高級ブランド「ブレゲ」の創始者アブラアン-ルイ・ブレゲが生み出した書体です。
特徴的で気品のある書体は、ブレゲはもちろん多くのブランドが取り入れています。
オメガでも人気の高いデザインの一つで、カジュアルになりすぎず品良くまとめてくれます。
OMEGAレディースブレゲ数字SSケース SOLD
こちらも定番のシンプルなラウンドケース。
メンズ同様純正ブレスが付いたモデルもございますが、レディースサイズのブレス付きはメンズモデルと比べると種類も少なく貴重です。
奥の金メッキケースは裏蓋に保護シールが残った未使用品。
状態の良い美品やブレス付きもメンズモデルと比べると相場が荒れておらず価格に割安感があります。
レディースモデルの大きなメリットの一つです。
OMEGA レディース自動巻ブレス付き SOLD
OMEGA レディース未使用品 SOLD
TUDOR（チューダー）
ロレックスの姉妹ブランドとして有名なチューダー。
ロレックス同様防水型のオイスターケースのイメージが強いですが、ドレスウォッチにも良い時計がたくさんあります。
１２時の盾のロゴはチューダーの象徴で、小さな時計の中でしっかりと存在を主張しています。
右のトノーケースは裏蓋に当時のシールが残った極美品です。
TUDOR トノーケース SOLD
IWC（インターナショナルウォッチカンパニー）
ここ１～２年、注目の集まるオールドインター。
どちらかと言うと男性人気の高いブランドですが、女性の方のお問い合わせも増えてきており、IWC好きな私としましては嬉しくもあります。
視認性を重視したシンプルで機能的なデザインは、ある意味潔さがあり、甘くなりすぎず腕回りを引き締めてくれます。
ビジネススタイルにもオススメです。
ハミルトン
アメリカを代表するブランドの一つ「ハミルトン」。
レディースではアクセサリータイプの時計が定番で、スイス製と比べてきらびやかなデザインも印象的です。
こちらは１０金ホワイトゴールドケースの未使用品！
当時のベルト、タグも付属します。
少し緩めのサイズで使用するのがおすすめです。
その他
モバード
１８８１年創業のスイスの老舗メーカーです。
高い技術力には定評があり、かつてティファニーにもOEM供給を行っています。
また、アートウオッチの分野でも名品が多く、過去にはアンディーウォーホルとも関りを持ち、ネイサンジョージホーウィットによりデザインされたミュージアムウォッチは現在も同社の代表作として発売されています。
１２時のドットは正午の太陽を表現し、褪せたブラウンダイヤルも美しいです。
モバード ミュージアムウオッチ SOLD
ゼニス
スイスを代表する時計メーカーの一つ。
現在はLVMH（ルイヴィトン.モエヘネシー）グループの傘下の元、高級時計メーカーとして活躍しています。
また、自動巻クロノグラフの名機エル・プリメロは、一時期ロレックスのスポーツモデル「デイトナ」に採用された事はあまりにも有名なストーリーです。
スモールセコンドを組み合わせた５０年代の手巻きモデルで、この年代のレディースモデルはゼニスに関わらず貴重です。
オリジナルの黒文字盤は年月の経過により風合いが出て独特な存在感があります。
いかがでしょうか。
こちらに掲載した商品はほんの一部で、店頭にはたくさんのレディースモデルがございます。
店頭ではお好みに合わせてスタッフがご提案もしておりますので、是非お気軽にご相談下さいませ。
それでは、また次回。
Mでした。
アンティーク時計専門店ルチクル
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