いつもありがとうございます。

 

当店では国産アンティーク時計を中心に展開しておりますが、最近はレディース時計も強化しております。

 

と、いうのも私自身、国産レディース時計においてはそこまで深く掘り下げた事はなかったのですが、最近になって数多くの国産レディース時計を目にする機会に恵まれ、その奥深さに深く感銘したのがきっかけでした。

 

メンズサイズの半分にも満たない小さな時計の中には高い技術が詰まっていて、それを証明するかのような風格のある時計が数多くありました。

 

今回はその中でも主にハイビートムーブメントに絞ってご紹介したいと思います。

 

 

 

CAL.1944Bは10振動のハイビートムーブメント。

 

このCAL.1944系は世界初のレディース時計の10振動ムーブメントで、かつ国産レディース時計初のクロノメーター認定機です。

 

高級機にふさわしく歯車にも飾り溝を入れた美しい仕上げは普段見えなくても満足感を高めます。

 

見た目のみならずテンプ受けには精度微調整装置もつけられています。

 

このサイズで10振動のハイビートムーブメントというだけでも驚きですが、クロノメーター規格(社内の規格とは言えクロノメーター以上に厳しいとも言われています。)までパスする技術力の高さは脱帽です。

 

 

 

 

ちなみにこちらがそのモデル。

 

SEIKO ハイビートクロノメーター 

 

文字盤にもクロノメーターとはっきりとプリントされています。

 

6時の第2精工舎のマークもいつもより誇らしげです。

 

卵型のCラインケースは70年代の時計によく見られた流行のスタイルです。

 

丸くボリュームのあるケースは重厚さの中にも甘さを感じ、ケースのボリュームと相反するフラットなブレスが時計にドレス感を加えています。

 

 

 

 

 

腕に着けるとこんな感じ。

 

メンズモデルのような風格とレディースモデルの品の良さを兼ね備えた絶妙なバランスです。

 

 

 

ちなみにハイビートモデルにはクロノメーター以外にもございます。

 

とはいっても同じ系統のムーブメントですから十分高品質です。

 

角型時計にもセイコーならではの直線的なカッティングが印象的です。

 

技術だけでなくデザインにおいてもスイス製を意識した洗練された雰囲気があります。

 

 

 

腕に着けるとさらに印象が変わります。

 

比較的薄手のケースが多い角型時計ですが、ボリュームのあるケースは印象も深く腕回りのアクセントとして効果的です。

 

 

 

そして1944系をさらに進化させたCAL.1964はグランドセイコーに搭載されています。

 

この1964系のグランドセイコーこそが唯一のレディースモデルです。

 

クロノメーターよりもさらに厳しい高精度を要求されるGS規格をパスしています。

 

 

1964系のグランドセイコーは2つのデザインと素材があり、こちらはプラチナメッキのタイプです。

 

ケースのデザインはまさにセイコースタイル。

 

44GSや61GSを思い起こさせます。

 

 

 

メンズモデルをそのままサイズダウンしたデザイン。

 

アクセサリータイプが多いレディースモデルにおいては貴重な存在ともいえます。

 

メンズモデル同様腕周りを引き締めてくれる大人の1本です。

 

レディースモデルの新しい選択肢にいかがでしょうか。

 

それではまた次回。

 

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